健康も資産であり「筋トレ」は最強の投資行動というという話
★「健康も立派な資産なんだ」
今回は、資産形成をしていく上で、
健康がお金以上に大切だと語っていらっしゃる、
お二人のお話についてです。
一つ目が、私がnoteでフォローさせていただいている、
薬剤師のしゃんてぃーさんの「健康はタダではない。
健康も立派な資産なんだ」という記事。
もう一つが、船瀬俊介さんという作家の
「60過ぎたら、本気で筋トレ」という書籍についてです。
まず、しゃんてぃーさんのnoteの記事についてですが、
「健康も立派な資産なんだ」という言い回しがすごく響きました。
しゃんてぃーさんは薬剤師でもあることから、
健康に関する発信が多いのですが、
健康を資産に結びつけてお話しされていることに説得力がありました。
私も含めて、多くの方は、
健康に対して「貯蓄している」とか、
「投資している」という感覚が欠けている傾向がありますよね。
そもそも若い頃というのは、
健康、体力の貯蓄、または元本が大きいのです。
若いころは、だれしもが
健康・体力という資産が無条件に与えられているわけです。(一般的に)
これをしゃんてぃーさんは「健康貯金」と表現しています。

面白い言い回しです。
この「健康貯金」を、いかに増やしていくかです。
資産、または元本は、
投資をし続けない限り減っていっていってしまいます。
同じように、体力や健康も投資活動をしない限り、
せっかくの健康貯金は減っていくということなのです。
★火事が起きてから消化するみたいなもの
たとえば、若いからといって暴飲暴食をし、
睡眠不足、運動不足でいれば、
それは健康貯金を食いつぶしていると考えればいいわけです。

貯金を切り崩して使っているのと同じです。
1,000万円あった貯金通帳の残高も、
毎年100万円使って、
増やすことをしなければ、10年で0になるわけです。
同じように、20代30代で体力があり、
健康だからといって、
体力づくりや健康管理を疎かにしていれば、40代では健康貯金が0になる。
まあ、0ならばまた1からやり直せばいいと、
安直に考える方もいるかもしれません。
しかし、そうは問屋が卸さないというのが投資というものです。
資産や元本があれば、
それを元に財産を増やしていくことは難しくありません。
それと同じで、体力があり、
健康なうちから、体力づくり、
健康管理をしていけば、より健康になり、
「健康預金」は増えていくということです。
逆に、健康も財産も、食いつぶした後、
つまり0の状態から挽回するのはかなり困難です。
たとえば、不摂生が原因で、生活習慣病、
高血圧や糖尿病などを患ってしまうと、
それを治療し回復させるためには、かなりの時間と労力を要します。
回復に向けて行う労力は、
健康や体力を維持、向上させる労力と比べると、
その倍以上の労力を要することでしょう。
しゃんてぃーさんは、このことを
「火災に対する予防をおろそかにし、
火事が起きてから消化するみたいなもの」とおっしゃっています。
いくら、セカンドキャリアに向けて
資産形成をしていても、
健康管理や体力向上を怠っていたとしたら、
それは本末転倒とも言えるわけです。
健康管理や体力づくりも、投資行動、
投資活動だと考えるべきだと言うことなのです。
では、若い頃の不摂生のおかげで、
病気もしているし、体力も低下しているという方は、
もう諦めたほうがいいかといいますと、そうではありません。
気づいた時が吉日です。
手遅れということはありません。
★筋肉は老後の資産
そのことについて、
「60過ぎたら、本気で筋トレ!」の著者である船橋俊介氏は、
「歳をとっても筋肉は発達している」と述べています。
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船橋氏は、「貯筋」と言う考えを提唱しています。

お金の貯金ではなく、筋肉の貯金という意味です。
これも面白い言い回しです。
舟橋氏はしゃんてぃーさんと同様、
「筋肉は老後の資産」とおっしゃっています。
筋肉からは若返りホルモンが放出されていて、
そのホルモンを「マイオカイン」というそうです。
そのマイオカインの効能は、
まさしく万病に効くと言っても過言ではなく、
このホルモンの発見で、
数多くの疾患が筋肉強化で防止、
改善できることがわかったということなのです。
そのマイオカインは筋トレをした後、
回復した新しい筋肉から放出されるといいます。
しかし、そのマイオカインとやらは、
高齢である場合はどうなんでしょうか。
★100歳の「きんさん」を筋トレで歩かせるプロジェクト
これについては、「きんさんの筋トレ」という
有名なエピソードがあります。
成田きんさん、ぎんさんは、
かつて日本国民のアイドルとなった100歳の双子の姉妹です。
覚えていらっしゃる方も多いと思います。
その人気絶頂の時、妹のぎんさんは
スタスタと歩けたのですが、
姉のきんさんは車椅イスだったのです。
負けず嫌いのきんさんは、
それが悔しくて何とか歩きたかったそうです。
そこで、その願いを叶えて差し上げたいと、
トレーナーの特別チームが結成され、トレーニングが始まったのです。
このことについては、久野信彦氏が記録を残されていて、
著書にもなっています。
「100歳まで歩ける筋トレ、成田きんさんの筋力トレーニング」という本です。
で、100歳を超えたきんさんの筋トレの成果はどうだったのか。
結論から言いますと、きんさんは歩けるようになったのです。

車イスだった100歳の長寿者がですよ。
奇跡だと言いたくなりませんか。
しかし、これは明らかに奇跡などではなく、
トレーニングの成果なのです。
★「健康貯筋」で充実したセカンドキャリアを
きんさんの両脚は、最初のころ割り箸みたいに細く、
ほとんど筋肉がついていなかったようです。
しかし、筋トレを中心としたトレーニングを重ねるうちに、
両脚はゆっくり太くなっていき、
最終的にはスタスタと自分の足で歩き始めたということなのです。
この実践は、筋肉は高齢になっても回復できる
ということを証明したのです。
ですので、もう50歳だからとか
還暦を過ぎたからだとかいうことは、筋トレには当たりません。

資産形成、セカンドキャリア構想と同じ熱量で、
体力づくり、健康管理という投資を続けてください。
「健康貯筋」をしていくのです。
筋肉という資産を増やしていき、
お金も健康も手に入れて、充実したセカンドキャリアを謳歌しましょう。
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