「行動力」を育て「運」を引き寄せる体質になるためには旅をしようというお話

★「旅人」を採用する会社

ネットで面白い記事を見つけました。

ある観光業務関連の雇用採用を
マッチングする会社が、
「旅人」に特化した就職支援サービスを行っているという記事です。

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海外経験者は、多様な文化や価値観にふれていて、
常識や枠組みにとらわれない。

広い視野を持ち、
行動力やコミュニケーション能力
身に付いている方が多いということなんです。

「旅人」が、企業の採用支援においても
貴重な存在だととらえているということなのです。

「旅人の定義」が気になるところですが、
トータルで3ヶ月以上の海外経験がある、
または、海外を10カ国以上訪問した経験がある
こととしています。

★なぜ旅人を採用するのか

旅人だからといって、
普通の人以上の能力があるのかどうかについては、
多少疑問が残るところです。

しかし、この会社が「旅人」の方々に行った
アンケートによると、
「自分は行動力がある方だ」と答えた人が70.4%。

「チャレンジ精神がある」と考えている割合が57.7%。

「コミュニケーション能力がある」
と答えた人も54.7%
という結果になっているとのことです。

この調査は自己評価ですので、
自分を盛って評価しているのでは?
という疑問がないわけではありません。

しかし、同様の調査を
旅をしたことのない方々に行った場合、
その割合は、この調査よりも低くなることが
わかっているようなので、
割と信憑性のあるデータだと考えてもいいでしょう。

★旅の準備は意外と面倒くさい

旅人というと、風来坊的で自由人の
イメージがありますが、
旅をするというのは、意外とめんどくさいものです。

まず、海外旅行の場合、
パスポートを取得しなければなりません。

それで、パスポートが取得できたとしても、
そもそも海外に行く旅費がなくては何も始まりません。

ですので、学生であればアルバイトをしながら、
社会人なら仕事をしながら、
計画的に旅費を貯めていくかなくてはなりません。

そして、パスポートも取得し、
旅費も貯まったとしても、旅行先を決めビザを取得し、
航空券の手配をするなどの作業を進めていかなくてはならないのです。

学生の場合は、長期の休みがあるので
計画を立てやすいのですが、
社会人の場合はかなり時間をかけて
計画を立てておかなければ、なかなか休暇が取れません。

こうした諸々のことを考えたとき、
ほとんどの人はめんどくさくなり諦めてしまうのです。

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ここで試されているのは、
「行く」と決めたらあきらめずに実行できる「行動力」なのです。

★最後は一人になった

行動力について、私のエピソードをお話しします。

私は学校で教員として働いていましたので、
夏休みはほとんど長期の旅行をしていました。

当然ながら、そのような私の旅行好きを、
同僚も知っていました。

それで、職場仲間と旅行がしたいので、
佐藤さんに計画を立ててもらいたいと
お願いされた
ことがありました。

あまり気乗りはしませんでしたが、
たまには一人旅ではなく仲間と旅行するのも
悪くないだろうと引き受けました。

で、海外旅行5泊6日、「行き先検討中」で募集をかけたのです。

すると、「旅好きの佐藤が企画するのだから
いい旅行に違いない」と、
20名近くの職員が応募してきたのです。

でも、私の行きたいと思う旅先はマニアックです。

なので、少し変わった国を選びます。

それに、いくら職場内のツアーだからといって
計画する私自身があまり気乗りのしない
旅先にするのは嫌ですよね。

なので、この時は行き先を「ベトナム」と決めたんです。

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東南アジアの国はほとんど制覇していましたが、
ベトナムはまだ行ったことがなかったのです。

ベトナムがマニアックかというと、
私にとって、それほどでもないんですね。

たまたま行っていなかった国といったくらいです。

が、しかし、ヨーロッパとかハワイとかを、
スタンダードだと考えている方々にとっては、
ベトナムはマニアックに思えたかもしれません。

予想通り、行き先を「ベトナム」だと発表した時点で、
多くの方がキャンセルしてきました。

「ベトナム、、、ちょっと怖い

お腹を壊さないか心配」

人身売買があるって聞いたことがある」

キャンセルの理由はこんな感じです。

この時点で参加人数は、5人に激減しました。

それでも、まだ「5人もいるんだ」と意外に思いました。

さて、ここからが山場です。

ツアーの発案者でもあり、リーダーでもある私は、
この時点でこの旅行を
キャンセルするという選択肢はありません。

しかし、応募してきた5人については、
航空券を入手するまでは
キャンセルすることも可能だったんです。

なので、◯月◯日以降は
キャンセルできない旨の最終通告をしました。

すると、案の定というか、
残り5人すべての方がキャンセルしてきました。

夏休みに研修が入ってしまった」

実家の母の体調がおもわしくない」

親戚のおばさんが亡くなったので、旅行ははばかられる」

などなど、、、。

すべての事情がごもっともで、
旅行をキャンセルする理由としては納得のいくものでした。

しかし、こういったキャンセルをせざるを得ない状況は、
なぜか私には起こらないのです。

今まで30か国くらい旅してきました。

しかし、祖母が亡くなったのは帰国後でしたし、
母が体調を崩し介護したのも旅行後でした。

不思議です。

★「主体性」と「行動力」が「運」を引き寄せる

私なりにこのことを、どうとらえるか考えてみました。

結論として、これは
「主体性」と「行動力」が「運」を引き寄せた
としか言いようがありません。

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または、「主体性」と「行動力」が
「不運」を遠ざけた
と言ってもいいでしょう。

先ほどの話からすると、
私は職場旅行の幹事となったことで、
主体性が半端じゃなくなりました。

すべての責任を抱えることで、
かなりのアドレナリンが放出されたはずです。

さらに、前もって旅行社とやりとりし、
計画を立てていく作業が必要となってくるので、
見通しと段取りの精度を高めていきました。

こうなってくると、
私自身に「キャンセル」という選択はなくなり、
不思議とその行動を妨げる外的な要因が起こらなくなるのです。

これが「行動力」と「主体性」の本質です。

「◯◯したいな」くらいのふわっとした願望というものは、
ちょっとした外的要因で頓挫してしまいます。

強い願望の場合は、行動の過程に立ち塞がる
さまざまな障壁を乗り越えさせる力がはたらきます。

そして、それが「運」を引き寄せる、そう私は思っています。

少しスピリチュアル的な話になってきましたが、
これは、近年、量子力学的な理論で証明されつつあります。

「運」というものは、偶然ではなく、
「主体性」「行動力」という行動を通して、
自分で引き寄せているものなのです。

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「旅」はこうした「行動力」とか「運」を
引き寄せる体質を作るのに、最もシンプルで手軽な方法
だと思います。

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結局、ベトナムには一人で行くことになりましたが、
とても有意義で思い出深い旅になりました。

おそらく、私の潜在意識のどこかに、
一人で旅したいという思いがあり、
皆がキャンセルしてくれる方向に導いたのだと思っています。

私の主体性と行動力が、
一人旅を実現してくれた
のだと思っています。

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