セカンドキャリアへの三大準備~体力づくり編~
★保健指導で死刑宣告
私はこれまで、セカンドキャリアへの準備としては、
資産形成、情報発信、体力づくりが
3大準備であるとお話しさせていただいています。
今回は、私が行っている
健康維持のためのジョギングについてお話をします。
私は現在、健康維持のために
毎日7〜8キロのジョギングを行っています。
今、私は61歳なんですけど、
おそらくこれだけの距離を毎日走っているシニアって、
そう多くはないのではないかと思っています。
私は、とくに若い頃から運動を
継続してきたわけでもなく、
むしろあまり体を動かすことは好きではありませんでした。
それがなぜ、今、毎日これだけの
ジョギングをこなすようになったか、
ということについて少しお話ししたいと思います。
その直接的なきっかけといえば、
指導主事になったことです。
(なってしまったと言った方がいいのでしょうか)
それまでは、毎日、
教室と職員室を行き来しながら、
ほとんど座ることのない教諭の仕事。
そんな仕事から、
毎日パソコンに向かって
何時間も座っている指導主事の仕事へ。
当然のことながら、
動かなければ体重は増えていきます。
気がつけば指導主事になって、
2年間で10キロも体重が増えていました。
階段を上ると、息切れをするように
なっていたので、自分でも「やばいな」
とは思っていましたが、
忙しさにかまけて放置していました。
そんなんですから、
人間ドックの結果が良いはずがありません。
どの自治体もそうなのかわかりませんが、
私の所属していた自治体の場合は、
提出した健康診断の結果が悪い場合、保健指導が入ります。
産業医さんや看護師さん、
管理栄養士さんから生活指導を受けました。
この時に「このままでは、
長生きできませんよ」と言われたのです。
この一言は効きました。
大げさに言うと、
死刑宣告に聞こえたのです。
★ウォーキングで5キロ減
翌日から、毎朝早く起きて、
30分ほどのウォーキングを始めました。
とりあえず、毎日1万歩を目指しました。
しかし、30分ほどの
ウォーキングでは3000歩ほどにしかなりません。
私はバス通勤をしていたのですが、
歩数の足りない分を補うために、
15分ほど歩いて、1つ先のバス停から乗るようにしました。
そして、お昼休みは10分ほどで弁当をかきこみ、
30分ほど施設の周りをひたすら歩きました。
帰りも、1つ手前のバス停で降りて、
自宅まで歩くようにしました。
これで何とか1万歩を確保できるようになりました。
ただ、これだけ歩くと帰宅後の
ビールが美味しくてたまりません。
当たり前のことですが、毎晩飲んでいると、
体重は思うように減りませんでした。
それでネットで調べると、
糖質制限が効果的だと書いてあったので、
ご飯もビールもやめました。
職場でのおやつもやめました。
すると、すぐに効果が現れたのです。
順調に体重は減っていって、
1年ほどで5キロ減に成功しました。
しかし、10キロ増えた体重が
元に戻るためには、あと5キロ落とさなくてはいけません。
がんばったのですが、その後、
体重の減りは鈍化しました。
★ジョギングの方がコスパがいい
そのことを、友人に話したところ、
「ちまちま歩いていてもったいないよ。」
ジョギングなら、ウォーキングより体重を
減らす効果もあるし、時間も半分で済む。コスパ最高だよ!」
と言われたのです。
私はコスパという言葉に弱いので、
すぐに納得して、次の日からはジョギングをすることにしました。
30分間歩いていたのを、
ジョギングに変えると、
3000歩ほどだった歩数が、
6000歩ほどに増えたのです。
ウォーキングほど楽ではありませんが、
コスパ優先の私にとって短時間で
歩数が稼げるジョギングは魅力的でした。
今まで、「ジョギングは心臓によくない」
「シニアがムリしてやるものではない」
「とにかくきつい」といった
マインドセットが私を支配していたのです。
実際は、歩くよりも、
少しはやい速度で走るくらいなので、
そのきつさも耐えられないほどでもありません。
たしかに、歩くよりも心臓はバクバクいいますが、
調べてみると心配機能を高めるためには、
少し息が荒くなるくらいの運動も
日常的に必要であることもわかりました。
そして、なによりも「汗をかく」ことが、
これほど気持ちのいいものだとは知りませんでした。
体も軽くなったので、
一つ先のバス停まで歩くことや、
お昼時間の食後のウォーキングも
苦にならなくなっていました。
このジョギングを継続したおかげで、
半年後、体重が5キロ減となりました。
ジョギングのおかげで、
目標であったトータル10キロ減に成功したのです。
そして、人間ドックの結果も良好になりました。
体重を減らすことって、
こんなにも体調に影響するものなのかと驚きました。
セカンドキャリアの充実も、
健康あってのことです。
現役時代から健康管理をしてください。
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