生命保険への加入②~必ず入るべき保険とは~
★そもそも保険とは
資産形成を進めていくうえで、
民間の保険が
固定費として立ちはだかる状況について、
いかに改善していくか、
についてシリーズでお話ししています。
今回は、まずその
民間の保険について、
その体系的な構造についてお伝えします。
まず、民間の保険は
大きく3つの分野に分けられてます。
第一分野の保険が、
死亡、疾病、障害などを保障する、
いわゆる「生命保険」と呼ばれている保険。
第二分野の保険が、
地震保険、火災保険、
自動車保険などの「損害保険」。
そして、第三分野の
がん保険、
介護保険、傷害保険などの「医療保険」です。
おそらく皆さんは、
民間の保険といえば、
第一分野の「生命保険」
第三分野の「医療保険」
を思い浮かべると思いますし、
この2つの分野の保険が
最も重要だと考えているかもしれません。
★必ず入るべき保険は
しかし、私からすると、
必ず入るべき保険は
第二分野の「損害保険」と、
持ち家を持たれていて
ローンを組んでいる方なら、
第一分野の「団体信用生命保険」です。
理由は2つあります。
一つは、
第二分野の保険は、
ほとんどの場合、公的な保険がないからです。
自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)
など、一部、国の制度と連携し、
被害者の最低限の補償を担保する保険もありますが、
これも、補償額は、
心もとないものです。
自動車を持たれている方は、
任意自動車保険に入り、
対人賠償保険の保険金額を「無制限」にすべきです。
自分はどうであれ、
自動車事故で万が一、
相手を死亡させてしまった場合、
金銭の補償で
済まされるものではありませんが、
少なくとも億単位の賠償を
行う必要があります。
★持ち家を考えるなら「団信」は必須
二つ目の理由は
そもそも保険とは、
まず、周りに
迷惑をかけてしまうことを
防ぐことが目的であり、
持ち家があって、
あなたがローンを組んでいて、
不幸にもなくなってしまった場合、
保証人になっている方、
たとえば、ご家族や親せきに
迷惑がかかるからです。
なので、
持ち家を持っている場合、
「団体信用生命保険」は必須です。
団体信用生命保険(団信)とは、
一言でいうと、
「住宅ローン専用の生命保険」で、
住宅ローン返済中に、死亡した場合や
高度な障害を負った際に
ローン全額を補償してくれるのです。
この保険に入っていれば、
たとえば「死亡保険」に
入る必要はありません。
「死亡保険」は
その名のとおり、
保険の対象となる方が亡くなった場合、
または、高度な障害になった場合、
残されたご家族などに
保険金が支払われる保険です。
「団信」に加入していれば、
被保険者が亡くなった場合は、
自動的にローンが完済され、
ご自宅が資産として残るので
実質、「死亡保険」と変わりません。
★資産形成は保険の代わりになる
私が考える、
誰もが入るべき保険とは
この2つです。
この2つですら、
自動車や持ち家のない方は
必要ありません。
何の保険にも入る必要がない
なんて、ありえない
と思われるかもしれません。
たとえば、
「個人年金保険」や「養老保険」
といった老後の備えも必要でしょうと言いたくなりますよね。
しかし、これらの保険は、
効率が悪くて、
私からするともったいないのです。
現役中の資産形成を進めていくことで、
老後の心配はなくなりますし、
不測の事態にも対応できるのです。
効率よく資産を増やしていける
チャンスがあるのですから、
他の運用方法を考えてみることです。
ということで、
本当に必要な保険は、
自動車と持ち家のある方の
「任意の自動車保険」と
「団信」のみというお話しでした。
もちろん個別には
それぞれに必要な保険はありますが、
全体的にはこの2つですよ、ということでご理解ください。
では、第三の保険である
「医療保険」については
どうなのかということについては次回お話しします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
よろしければ下記のサイトもご覧ください。
●無料メルマガ登録:https://my142p.com/p/r/A78JnRVw
●note:https://note.com/rosy_stork651/
●音声配信stand.fm:https://stand.fm/channels/66bc4832dc616cb3f4a66474
●X(旧Twitter):https://x.com/gracia4041
●Instagram:https://www.instagram.com/gracia_okane/