自分の「年収」を知らない人が多いのはなぜ
★ご自分の「年収」、すぐに答えられますか
よくアンケートや、銀行に融資を申し込むときに、
「年収はいくらですか」
と聞かれることがありますよね。
しかし、「年収」って具体的に何の額を表しているのと聞かれると
意外とわからない人は多いと思います。

ということで、今回は「年収って何」ということについてお話しします。
★年収とは「手取り額」のことではありません
まず先に言っておきますが、年収って「手取り額」ではありません。
「年収」を聞かれる場合、通常は「額面年収(総支給額)」のことを答えるのが一般的です。
で、その「額面年収」ってなんだという話になります。
「額面年収」の計算方法はとてもシンプルです。
基本的には以下の式で求められます。
年収 = 月収 × 12ヶ月 + ボーナス(賞与)
たとえば、月収が30万円、ボーナスが年間60万円(夏30万円+冬30万円)。
この場合の年収は、
30万円 × 12ヶ月 + 60万円 = 360万円+60万円 = 420万円
420万円ということになります。
どうですか、簡単ですよね。

★「月収」の確認方法
でも、ちょっと疑問が残ります。
給料が振り込まれる通帳を見ていると、毎月の振込金額は必ずしも
同じではありません。
なぜかと言いますと。
通帳に振り込まれる金額は、「手取りの金額」だからです。
先ほども言いましたが、手取りは月収ではありません。
「手取り額」は、通勤手当や住居手当なども含まれていますし、逆に税金や社会保険料などは、差し引かれています。
手当が含まれてなく、社会保険が差し引かれていない額が「月収」です。
では、手っ取り早く「月収」を確認したい場合は、どうすればいいかと言いますと、それは、給与明細を確認することです。
ただし、給与明細には、「月収」という項目はありません。
あるとしたら、 「総支給額」「基本給」「給料月額」といった項目です。
下記のサイトが参考になります。
給料日に給与支給明細書をもらいました。見方を教えてください。
【これで完璧】 教員の『給与明細』の見方を徹底解説! – 働く先生のお金の教室【これで完璧】 教員の『給与明細』の見方を徹底解説!筆者の教員1年目の失敗談をもとに執筆。楽しい教員生活をスタートさせるための「役立つお金の知識7つ」を伝授。新任・初任教員必life-design-mame.blog
このように自治体によって、「月収」の表記の仕方は違います。
ただ、「月収」に当たる項目が給与明細の筆頭に表記されていることはすべての自治体で同じだと思います。

この「総支給額」「基本給」「給与月額」の項目の数値が「月収」ですので、それを先程の計算式に当てはめればよいのです。
★手っ取り早く「年収」を知る方法
さて、それでも、ボーナス(期末手当)の額がわからないことには計算ができません。
ボーナスは、おそらくどの自治体でも、6月、12月だと思いますので、
その月の「期末手当」の項目を確認すればわかります。
それでも、いろいろ確認するのは面倒だと思う方はいると思います。
そんな方のために、一番手っ取り早く「年収」を知る方法をお教えします。
それは「源泉徴収票」を見ることです。

それを早く言ってくれよ、と思ってますよね。
しかし、「源泉徴収票」はいまだに紙ベースで渡されていますし、それが重要な書類だとは思っていない方が多くて、
「それって何?」
「無くしてしまった」
なんて方が多いので、給与明細の話からさせていただいたということです。
株式投資や不動産等投資をされている方は、年度末に「確定申告」をしますので、「源泉徴収票」はかなり重要な書類なのですが、
副収入のない会社員、教職員を含めたほとんどの公務員にとって、「源泉徴収票」はただの紙切れとしか思っていない方が多いのです。
★すべては「源泉徴収票」にある
ということで、皆さんが「源泉徴収票」を持っていましたら、「年収」の確認が早いです。
このサイトが参考になります。
源泉徴収票の見方毎年勤め先からもらう「源泉徴収票」は、転職やローン、確定申告を行う場面で必要になります。1年間に納めた所得税の金額が書かれteacherchita0525.com
源泉徴収票の一番上の欄を見てください。
「支払金額」という項目があります。
ここに書かれている金額があなたの1年間の額面年収、つまり「年収」です。

たとえば、「支払金額」が 4,800,000円 なら、あなたの「年収」は 480万円 ということになります。
これなら、めんどい計算はしなくていいですよね。
なので、「源泉徴収票」はしっかり保存しておいてください。
★「手取りが少なすぎる」と愚痴を言っている暇はない
でも、多くの方は、私って、年間「480万円」ももらってたの?
なんて思うはずです。
そうなんです。
手取りは、そこから、税金(所得税、住民税など)や社会保険料などが控除された額なのです。
手取り年収=支払金額 - 所得税 - 住民税 - 社会保険料
税金や社会保険料に取られている額の多さに愕然とします。
日常の買い物でもかなりの消費税を払っているのに、給与からもかなりの税金が引かれている。
これを知ってしまうと政治に関心を持たざるを得なくなります。
おそらく、それが昨年の「財務省解体デモ」などの見られる運動につながっています。

しかし、グチをこぼしているだけでは手取りは増えません。
しっかり選挙に行き、しかるべき政治家を選んでください。
ただし、政治が変わるのを待っているだけではだめです。
しっかり、着実に「資産形成」を進めて、できることを進めていくのです。
他力本願だけではダメです。
自分を守れるのは自分しかいません。
とにかく行動あるのみです。
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