セカンドキャリで成功したいなら「教師」としても一流であれ
★教師の仕事と資産形成は車の両輪
今回は、資産形成、そしてセカンドキャリアの成功と教師の実力との関連性についてお話しします。
私は、拙著「教師よ資産をふやせ!」で、資産形成を進め、セカンドキャリアの準備をしておくことと、教師としての力量を高めることは、同時に進めなくてはならないとお伝えしています。
二つは車の両輪のようなものであると、強調しています。
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どちらかが欠けていても「幸せなゴール」にはたどり着けないと考えているのです。
いい教師になるための努力の方法がわかり、それを実行できる力があれば、資産形成にも、そしてセカンドキャリアでも成功できる。
そう私は確信しています。
★教師の実力とセカンドキャリアの成功には相関関係あり
私は現在62歳で、すでに教員を退職しています。
これまで、教師を退職し、セカンドキャリアに挑戦する人を多く見てきました。
データがあるわけではありませんので、限りなく私の印象論ですが、教師としてのバイタリティーがあり、たえず学び続けていた人は、
やはり資産形成もセカンドキャリアにおいても、同じレベルの情熱で取り組んでいて、結果的に成功しています。

私は、教師としての実力という点では、平均点レベルでしかなかったかもしれません。
ただ、自分の足りなさを補うための学びに対する貪欲さは、かなりものだったと自負しています。
そして、その学ぶ意欲、継続力は、フリーになった今に生きています。
では、教師としての実力、指導力を伸ばすためにはどうすればいいか。
教師の指導力向上の具体的な方法については、多くの本がありますし、今の時代、ネットで探せばいくらでも情報は得られます。
なので、具体的な方法論について深堀はしません。
今回は、教師としての成長を阻害する要因についていくつか取り上げ、その危機から脱出する方法についていくつか取り上げてみます。
★「停滞期」を乗り越えよう
では、教師としての力をつけるためには、どのようなことに気を付ければいいのでしょうか。
まずは「停滞期」を認識し、乗り越えることです。
教師は採用された当初こそ、教材研究をしたり本を読んだりしながら必死に努力します。
しかし、何年か経験し仕事に慣れてくると、必死にならなくてもなんとかこなせるようになってきます。
そこが分かれ道です。
「これでいいや」と思ったところから成長は停滞します。
成長が停滞するだけならまだしも、次第に教師としての力は低下してくるのです。
もちろん経験値が高い分、また、多くの修羅場をかいくぐってきた分、
職場内での発言には重みは出てきます。
また、後輩に対する助言の多くは的確で、職場内で「ベテラン」としての存在感も増してきます。
しかし、そういったベテラン教師でも、努力が継続できなければ、
教師としての指導力は落ちていくのです。

先生方はあまりそのことを、認識できていません。
「停滞期」を自覚し、そこからいかに成長を促せるかが、カギになります。
★学びのない組織からの脱出
あと、学びのない組織から早く撤退することも大事です。
たとえば、私が指導主事のころ、ある中学校で初任者の研究授業を見たのですが、全身に戦慄が走るほど感動したことがありました。
子どもたちに安心感を持たせるやわらかい表情。
子どもたちの正当論を揺さぶる洗練された発問。
1年目だとは思えないその風格と将来性に、妬みすら感じました。
ところが、ある機会に、その先生の授業を10年ぶりに参観させていただいた時にショックを受けました。
もう、あの初任者のころのような溌剌さはなくなり、授業も生徒がどんよりとするような、単調なものになってしまっていました。
聞くところによると、あまり研究に熱の入らない学校に勤めていて、刺激のない10年間を過ごしてしまったとのことでした。
10年という月日は人を変えてしまいます。
とくに、どのような組織で過ごしたかは大きいのです。
組織のせいにはしたくありませんが、良くも悪くも、人は組織の雰囲気に影響されるのです。
「学ぶことはかっこいい!」
と考える組織の雰囲気の中では、人は自然に学ぶようになり成長します。
「なにまじめに授業論語ってんだよ」
なんて、情熱を揶揄されるような組織に属していると、次第に学ぶ意欲は減退していくのです。
そんな学校に長くいてはいけません。
異動希望を出すなり、総合教育センターや教職大学院での研修を受けるなど、早めにその組織から脱出する方法を考えてください。

★学びの習慣化
前述したとおり、資産形成を進め、セカンドキャリアでも成功するためには、教師の仕事も全力で取り組んでいく必要があります。
ですので、「停滞期を乗り越えること」「学びの少ない組織から脱出すること」を意識してください。
もちろん、この2つを意識すれば自然に力がついていくかというとそうではありません。
これはあくまで、成長を阻害する環境要因を排除することでしかありません。
教師として力をつけるためには、やはり日々の修練が必要です。
教師は、ある意味アスリートと同じ、というのが私の持論です。
トレーニングを怠ると、実力を伸ばすどころか維持することも難しいのです。
スポーツ選手は数値が指標として機能しているので、自身の力の低下を認識できます。
しかし、教師はその力を測る指標がない上に、長い時間をかけて変化するため、力の低下にも気づきにくいのです。
もし経験の長さだけが、実力と相関するというのなら、
40代、50代の教師が学級を荒れさせたり、「あの先生の授業は眠くなる」
なんてことを生徒から言われたりすることはないはずです。
教師もアスリートと同様に、トレーニングが必要です。
教師にとってのトレーニングは「学び続けること」です。

「これでいいや」と思わずに、つねに新たな指導法を取り入れ、実践していくのです。
そうでないと、教師としての力は維持できないどころか、低下していきます。
ですので、校長時代には職員に対して「学び続けることの大切さ」を繰り返し語っていました。
ただ、学び続けることは簡単ではありません。
では、どうすればいいのか。
「学ぶことを習慣化すること」です。
毎日ご飯を食べるように、歯を磨くように、それをしなければ飢えたり、気持ちが悪かったりといったレベルまで習慣化することです。
簡単ではありませんが、資産形成を進め、人生100年時代を生き残ろうと思うなら、教師である今こそ「学び」を習慣化してください。
そうすれば、セカンドキャリアでも大きく飛躍できます。
頑張ってください。
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