62歳にしてフルマラソン4時間台を達成!③~日本人はやっぱりアシックス~

★スタートから10キロ地点までの「混雑」により、自分のペースで走れなかった

目標だった4時間台を達成できたことは無常の喜びですが、同時に新たな課題も見えてきました。

まず、報道によると今年の那覇マラソンは、昨年より2000人も多い2万3000人が参加したとのこと。

そのせいか、レース前半は渋滞に苦しめられました。

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スタートブロックも後方ということもあり、まず、号砲からスタート地点まで13分もかかってしまっています。

その後も前後左右ランナーだらけで、思うようにペースを上げられず、混雑を縫って走ることを強いられました。

その状態が10km地点くらいまで続いたのです。

やっと混雑が解消されだしたのは中間地点くらいからで、おかげで後半はペースアップせざるを得なくなりました。

そのことにより、最終的に目標タイムは達成したものの、レース後の疲労がかなり重くなっていました。

体にかなりの負担をかけていたのです。

これは高齢の体にはあまりよくありません。

というか危険です。

では、混雑に対してどのような対策があるのかということです。

正直、どうしようもありません(笑)。

スタートの混雑による遅れを「体力温存のための貯金」とポジティブに捉え、後半のペースアップに耐えられる練習について考えてみます。

★最後の10キロは、どうしても前かがみになってしまう

ペースアップした影響もあったのか、後半は姿勢が崩れ、前かがみ(猫背のような状態)になって走ってしまっていました。

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自分でも自覚があったのですが、疲れもあってか、なかなか修正できませんでした。

調べてみますと、これは単なる脚の疲労ではなく、体幹(コア)と背筋(脊柱起立筋)の持久力が限界を迎えているサインらしいのです。

では、どうすればいいのか。

これまた調べてみますと、まず体幹持久力は、プランク、バードドッグ、スーパーマンといった筋トレが推奨されていました。

あと、フォームについては、やはり意識するしかないようです。

疲れてきたら、「頭のてっぺんから糸で引っ張られている」という感覚をもちながら走ること。

さらに、「肘を大きく後ろに引く」ことらしいです。

まあ、これも普段の練習から意識的にやらないと、本番では難しいでしょうね。

やはり、練習で身に付けるしかありませんよね。

★おわりに~62歳からの挑戦、そして次なる目標へ~

10年前に、健康のためにしていたことと言えばウォーキングだけでした。

それをランニングに変えた時、10分で息が切れてしまっていました。

そんな私が、59歳にしてフルマラソンに出場し、62歳にして4時間台を達成したのです。

60歳でサブ4の方もたくさんいる中で、たかだかサブ5です。

しかし、特段の運動歴がある訳でもない私が、50代でランニングを始め、還暦を過ぎた年齢でサブ5までたどり着けたのです。

自分で自分を褒めてあげなければ、だれも褒めてくれません。

なので、とりあえず今は、自分に「よくやった」と言ってあげたいと思っています。

で、来年(次回のNAHAマラソン)の目標ですが、今は、目指していたサブ5を達成したことで、次の目標がぼやけている感じがします。

ちょっと燃え尽きてる感もあり、ゆっくり考えようとも思っています。

なので、とりあえず同じくサブ5を目指して頑張ってみます。

おそらくどんなに頑張ったってサブ4は難しいですし、タイムだけを追いかけるのも無理があります。

ですのであるならば、毎年サブ5に挑戦するのも、それ自体がチャレンジだとも言えるのではと、今は考えています。

それでさえ、毎年、少しずつ落ちていくであろう体力に抗いながらの目標です。

おそらく言うほど簡単ではありません。

ただ、人生は課題解決の連続です。

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今までと同じように、しっかり「振り返り」、「対応策」を立て、それを粛々と実行していくのみです。

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