62歳にしてフルマラソン4時間台を達成!①~敗因の分析が勝因~

★62歳の挑戦と諦めなかった目標

やってしまいました。

何かをやらかしたわけではありません。

NAHAマラソンで、4年越しの目標であった「サブ5」を達成したのです。

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62歳にして、念願の「4時間台」をクリアしたということです。

目標をクリアできたのは、昨年の結果の分析(振り返り)をしっかり行ったことと。

その分析を基に、トレーニング内容を見直すことができたからだと思っています。

「年齢の壁」は確かに存在します。

若い人たちと競うことはできません。

しかし、自分なりの目標を設定し、自己成長を促すことは可能なはずです。

こんな本も読んじゃったので、ますますそう思いました。

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適切な戦略と科学的なアプローチがあれば、体力の衰えをカバーし、前年の自分を上回ることは可能。

そう信じて取り組んできました。

ということで、今回は、

前年の失敗をどのように分析したのか。

そして、その敗因にどう対応したのか。

これらにことについてお話しします。

★失敗の要因①毎日の練習距離を伸ばしたことで持久力はついたがスピードがついていなかった

前年のNAHAマラソンでは、目標達成に向けて、まず毎日の練習距離を伸ばしました。

日々の練習を8kmに設定し、2か月に1度の割合で20km走を行ったのです。

練習時間を増やした。

だから目標達成できるだろう。

そんな、スポーツ科学的な知見を取り入れることなく、昭和の「スポ根」的思考で単純に練習量を増やしたのです。

成果がなかったわけではありません。

練習量を増やしたことで、フルマラソンの距離を走り切る「持久力」は確かに身につきました。

しかし、決定的な要素が欠けていました。

それが「スピード」です。

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目標とする4時間台を達成するためには、1kmあたり6分30秒程度のペースで走り続ける必要があります。

しかし、私の日々の練習でペースを意識することはありませんでした。

おそらく、1kmあたり7分前後で、心肺に負荷をかけることなく「一定の距離を走りきる」ことに満足していたのだと思います。

マラソンは単なる長距離移動ではありません。

ある一定の時間内で走ろうと思えば、一定のペースで走り続ける能力、すなわち「スピード持久力」が不可欠です。

ですので、本番でもペースを上げられず、結果的に目標に追いつけなかったのです。

★失敗の要因②本番1か月前に「30kmロング走」など強度の高い練習をしすぎた

あるマラソン評論家でユーチューバの方が、「本番までに最低でも5回の30km走を」とおっしゃていました。

それで、私はその教えに忠実に従い、本番までに30km走を4回やっちゃったのです。

しかも、最後の2回は本番の1か月前と2週間前。

しかし、61歳という年齢において、フルマラソン1ヶ月前の30km走は、「オーバートレーニング」以外の何物でもありません。

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おかげで、まず、練習後の疲労回復に時間がかかり、完全に疲れが抜け切らないまま、次のロング走に突入してしまったりしました。

そのせいか、本番直前に風邪をひいてしまいました。

おそらく免疫力が下がったのだと思います。

実際、大会本番も体調は万全ではありませんでした。

実際は、「テーパリング」といって、 レース本番直前は練習の強度を下げて筋グリコーゲンを最大限に蓄える調整期間が必要らしいのです。

こんな基礎知識も知らずに、1ヶ月前に高強度の練習をしていたのです。

やっぱり知識って大事です。

★失敗要因③本番の日の気温と湿度の高さの対策ができていなかった

沖縄で行われるNAHAマラソンは、温暖な気候で行われることが多く、高温多湿が避けられません。

前回の大会はさらに厳しい状況でした。

最高気温が25度。

湿度が82%。

湿度の高さと、直射日光のおかげで、体感的には30度近くに感じました。

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天気はコントロールできない要素ですが、私はそれに対する「戦略」をまったく持っていませんでした。

考えたのは、「今日は暑いから無理をせず、少しペースを落とそう」という対策でした。

練習でもローペースだったのに、さらに本番でペースを落とすという判断をしたのです。

結果、5時間30分でのゴール。

当たり前の結果です。

昨年は、目標を達成できなかった現実にしっかり向き合い、失敗の要因を分析し、対応策を考えたのです。

昨年は、大会後、しっかり振り返り、失敗の要因を洗い出しました。

そして、対応策を考えたのです。

やっぱり「振り返り」は大事です。

※私の小さい頃は「反省」って言ってました。

学校では、毎日のように「振り返り」をしますが、これって62歳の私にとっても、生きるための「武器」になってますよ。

先生方、ありがとう!

ということで、この続きは次回。

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