足し算のミニマリズムで選ぶ力を磨く~節約は苦行じゃ乗り越えられない~

★資産形成を進めるには「ミニマリズム」の考え方が必須

資産形成を安定的に進めていくためには,、節約生活を日常化しなくてはなりません。

そもそも浪費家は資産家にはなれません。

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では、節約生活を、日常化・習慣化するにはどうしたらいいのか。

その一つの方法が、日常生活に「ミニマリズム」を浸透させることだと私は考えています。

では、そのミニマリズムを実践するためにはどうしたらいいのか。

通常、いらないものを捨てていく。

そう考えます。

今あるものの中から、不必要なものを少しずつ排除していくというやり方です。

これを「引き算のミニマリズム」と言っておきましょう。

しかし、この「引き算のミニマリズム」、やったことのある方ならわかると思います。

簡単ではありません。

なぜか。

モノに囲まれた状態から減らしていく作業には、「失う痛み」や「我慢」を伴うからです。

「引き算のミニマリズム」は、その失う痛みや我慢の葛藤との戦いになってしまうのです。

★「足し算のミニマリズム」とは

ではどうすればいいのか。

それは、不必要なものを排除していくと言う考えではなく、必要なものだけを「プラス」していく考え方です。

これを「足し算のミニマリズム」としましょう。

具体的にどうすればいいのか。

この考え方を理解するには、フィンランドのドキュメンタリー映画『365日のシンプルライフ』を観るのが一番です。

https://youtube.com/watch?v=N2C4W5VxTWE%3Frel%3D0

映画はまさに「足し算のミニマリズム」そのものを体現しています。

映画の主人公ペトリ・ルーッカイネンは失恋をきっかけに、自分の持ちモノ全て(推定5,000〜20,000点)を倉庫に預けます。

部屋が空っぽになります。

彼は服すら着ていません。

真っ裸。

奇異としか言いようがありません。

彼は、生活に必要なモノを、1日1個だけ倉庫から取っていいというルールを作りました。

1日目、彼はまず全裸で倉庫まで行き、寒さをしのげるだけの、最低限の衣服を取ってきます。

彼にとって、生活で必要な第一のものは、寒さをしのぐ衣服だったのです。

※なぜ失恋がミニマリズムと結びついたかについては、ここでは割愛させていただきます。

このように、まず、何もない「ゼロ」の状態から、本当に必要なものを精査していくわけです。

そんな映画です。

ぜひご視聴ください。

★2つの事例

「足し算のミニマリズム」。

その他にも、いくつか事例を紹介します。
まず、世界的に有名なユニット「The Minimalists」のライアンが行った事例です。

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彼は、最初に家の荷物をすべてダンボールに詰め込み、引越し当日のような状態にしました。

そして、使うものが必要になった時だけ、箱から必要なモノを取り出すことにしたのです。

 結果、 21日間経過した時点で、80%の荷物は箱に入ったままだったということです。

彼は、半年後、残った段ボール箱の中身をすべて廃棄しました。
続いて、アンドリュー・ハイド(15個の持ち物で暮らす男)さんの事例です。

『必要最低限の「15個のモノ」しか所有しない男 アンドリュー・ハイドの生き方 ミニマリスト』その昔、坂口安吾という作家がいた。彼は物を所有すること、いや、所有した物に束縛されることを極度に拒み、お金や家具・食器を持ameblo.jp

テック業界で働いていた彼は、まず、自分の持ち物をすべて倉庫に預けました。

最終的に「15個のアイテム」だけで生活できる状況に行きつきました。
この二人に共通した気づき。

それは、モノを置くスペースと、それらを管理する時間とコストは想像以上に大きいということでした。

この二人の実践に触れることで、資産形成を進める上で、ミニマリズムの考え方が必要不可欠であることがよく理解できるようになります。

★ 節約とは、「真に必要な価値」を見極める作業

多くの皆さんは気づいていないと思いますが、私たちは日々、ステータスシンボルとしてのモノや、広告に踊らされた消費文化の中に生きています。

ものを所有すること、消費することに、幸せの価値を置くようになっているのです。

人間が本能として持っている所有欲、消費欲が必要以上に掻き立てられる世界の中で生きていると言うことなのです。

これは、資産形成を進める上で、大きな障壁になります。

ですので、「足し算」の過程では、毎日「自分にとって今、必要なモノは何か?」を真剣に考え抜かなければなりません。

この「足し算のミニマリズム」を実践することで、節約は我慢ではなく豊かさを「選択する力」が身についていきます。

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どちらかと言えば、「引き算のミニマリズム」です。

しかし、そのポイントは「トキメクものだけを残す」です。

これは、「足し算のミニマリズム」と通底するものがあります。

つまり節約とは、「切り詰める苦行」ではなく、「真に必要な価値を見極める作業」だということです。

実際、映画「365日のシンプルライフ」の主人公のペトリは、モノを手放す過程でかけがえのないものを手にします。

それは、温かいアドバイスをくれる家族や、修理を手伝ってくれる友人。

そして新しく出会った恋人といった、かけがえのない人間関係でした。

このような境地に至れるかどうかはわかりませんが、「足し算のミニマリズム」を実践してみる価値は大きそうです。

とは言え、明日から全ての持ちモノを倉庫に預けるのはと言うのは、現実的には難しいでしょう。

まずは、自分の生活をどのようにリセットできるかを考えることから始めてみてはどうでしょうか。

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