59歳を前にして「フルマラソン」を考える

還暦に向けて何か記念になることをしたい

59歳をあと半年というころに、
ふと、還暦に向けて何かに挑戦したいと思うようになりました。

そのころ、朝のランニングが
習慣化してきていましたし、

80代でも走り続けている
沖縄の中尾次さんの本を読んだこともあり、
少しずつフルマラソンのことが気になっていました。

私がフルマラソンなんて走れるはずはない、
と思いながらも、
80代でも挑戦している人たちがいることを考えると、私はまだ50代後半。

もしかしたら、
まだまだチャンスはあるかもしれないと考えたのです。

そのような折、ネットを眺めていたら、
沖縄発のニュースで
「コロナ明けNAHAマラソン再開！」との記事が目に飛び込んできました。

NAHAマラソンといえば、
中尾次さんがずっと走り続けているフルマラソン。

どうせなら、そのマラソンに挑戦できないか。

ふと、そう考えました。

偶然とはいえ、運命的なものを感じたのです。

それに、沖縄でマラソンするって、
なんとなくホノルルマラソンっぽくて、
海外で走るような感覚になったのです。

ビビりなのに謎の行動力がある私

とはいえ、私は、気が弱くてビビりです。

かなりの心配性でもあります。

何をするにも心配が先に立ちます。

沖縄と聞いてわくわく感がある一方、
「途中で倒れたらどうしよう」
「死んだらどうしよう」なんて極端なことを考えてしまうのです。

一方で、好奇心が旺盛で、
謎の行動力があったりもします。

どちらも自分の性格の一部なのでしょうが、
自分でもわからなくなるときがあります。

なので、ビビりながらも、
1時間後にはネットから
NAHAマラソン出場のエントリーを完了させていたのです。

一瞬「やっちまった・・」と、
自らの衝動的な行動にあきれましたが、
NAHAマラソンを走ってみたい、という好奇心が勝っていたのです。

ほんと自分が、ビビりかなんだかわからなくなります。

準備ができないと不安なので「ハーフ」を目標にする

さて、申し込みしたものの、
本番まで４か月ほどしかありません。

朝のランニングを始めて
2年は経過しているものの、
30分程度のしょぼいランニングをしているだけです。

かといって、
これからハードに練習を始めても、
体を壊すだけでしょう。

それに、私は心配性なので、
どうしても入念に準備しなくては
不安でしょうがないのです。

今までの人生でも、
中途半端な準備のまま本番に臨んで、
いいことはありませんでした。

教師でしたので、公開授業をしたりしましたが、
準備不足だと思ったときはほとんど失敗していました。

宅建士やファイナンシャルプランナーの
資格試験を受けたときも、

計画や準備が中途半端な間は、
いくらがんばっても合格することはできませんでした。

校長になってからも、
職員への講話や子どもたちの前で
話をするときには、ちゃんと原稿をつくって事前に練習したりしていました。

なので、何をするにしても「準備」を重視していたのです。

これも心配性のなせる業ですが、
うまく使えば、勝負に勝つための「武器」にもなるのです。

ちなみに、こんなビジネス書を
好んで読んでいたりしました。

ということで、
NAHAマラソンの目標を完走ではなく、
「ハーフ」にしたのです。

そして、余力があれば
「ハーフ」を超えて、走れるところまで走る。

そんな感じで目標を設定したのです。

とりあえず、今回は来年の還暦マラソンに向けた、
準備のためのエントリーとし、次年度に備えることにしたのです。

ほんとうに気が小さいなと、
自分でも思いますが、
性格だからしょうがないですよね。

練習量は増やさなかった

さて、エントリーの時点で本番まであと5か月。

この5か月、フルマラソンに向けて、
どのような練習をすれば良いのかいろいろ調べてみました。

すると、月100キロを走っていれば、
フルマラソンは何とか走れる
というようなことが書かれている記事を見つけました。

私は、そのころ1日4キロ走っていました。

たいした距離ではありません。

しかし、月に100キロは走っている換算になります。

ということは、
すでにフルマラソンを完走できるだけの
体力がつく練習をしていることになるのです。

これくらいの練習で、
フルマラソンを走れるのなら、
ハーフは余裕じゃんと判断し、練習量を増やすことはしませんでした。

まあ、そもそも練習量を増やせる体力も
ありませんでしたし、
仕事も忙しかったので、これが精一杯でした。

本番直前の準備

本番が近づいてきたので、
他にも何かやっておくべきことはないかと、
ネットで調べてみました。

すると、本番3日前位からは練習を休み、
できるだけ炭水化物を摂ることが良いとの記事を読みました。

そのころ、体重管理に、
糖質制限をしていましたので、これには嬉しくなりました。

本番3日前から、大盛りのご飯をいただき、
久しぶりにラーメンも食べました。

普段、少し節制していると、
炭水化物がこんなにも美味しいんだと感じられます。

やはり、幸せ感を味わうためには、
少し我慢も必要なんですね。

ただ、アルコールは抜いていた方がいい
とのことだったので、
2週間前あたりからはアルコールを我慢しました。

これは多少さみしく思いましたが、
走った後のご褒美にとっておくと考えると、
むしろ楽しみにもなりました。

そして、いよいよ12月。

NAHAマラソン本番を迎えるのですが、
これが意外な結果になるのです。

続きはまた次のブログで紹介いたしますので、
ぜひお読みください。

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