株式投資、そのきっかけとは

株で稼いだ友人の話

今回は、私がどのように
資産形成を始めたのか、
そのきっかけについてを少しだけお話ししたいと思っています。

30代後半あたりから、
退職後は教職とは全く異なるキャリアで、
自分の力で稼ぎたい。

そういう夢を描くようになっていました。

そのためには、
どうしても準備資金が必要であろうことはわかっていました。

退職後のセカンドキャリアとはいえ、
少し思い切ったことをするとしたら、
それなりの資金が必要になります。

ただ、貯蓄だけで
その準備資金を賄うことは
難しいこともわかっていました。

それで、思いついたのが株式投資でした。

(誰もがそうだと思いますが・・・)

株式投資については、
若いころから頭の片隅にあったんです。

そのきっかけは、アメリカへの語学留学でした。

実は私、若い頃、
短い期間でしたけれども、
アメリカに語学留学をしたことがありました。

その学費や旅費を、
両親にお願いすることは
難しい状況だったので、自分で稼いだんです。

バイトを掛け持ちし、
寝る間も惜しんで1年間必死で働き、
なんとか学費と旅費を稼ぎました。

おかげで、
無事アメリカで英語の勉強をすることができたんです。

ただ、そこで知り合った
日本人の友人から聞いた株式投資の話が私にとっては衝撃でした。

その友人も、学費と旅費を自分で稼いだという点では、私と同じでした。

しかし違ったのは、その稼ぎ方でした。

彼は、アルバイトで稼いだ50万円を元手に、
それを株式に投資し、
1年ほどで4倍近くにまで増やしたということでした。

旅費と学費を稼ぐために
寝る間を惜しんで働いた私と違い、
株式で稼ぐ人がいるというのが驚きでした。

ただ、自分もやってやろうとかではなく、
そんな世界があるんだと、感心したというところでしょうか。

それから20年近く経って
資産形成をしなくちゃならないと考えた時、
その友人が話してくれた株式投資が頭に浮かんだのです。

アップル株の幻

少し話は脱線しますが、
株にまつわる話がもう一つあります。

教員成り立ての20代の頃、
証券会社に勤めるある友人から、
株の購入をすすめられたことがありました。

その株というのが「Apple株」でした。

私は語学留学をしているときに、
多くのアメリカ人が既にパソコンを使って
論文を書いているのを見ていました。

そのパソコンのほとんどが
MacintoshつまりAppleだったのです。

今なら、そのApple株を迷わず買うはずですが、
そもそも株式投資のことを
よく知らない私にとって、株を買うというのは恐怖でしかありませんでした。

しかも、そのApple株を買うための
初期投資がかなりの額だったため、
まだ給料の安い時期の私には、結構な負担だったのです。

結局、そのApple株を買うことはありませんでした。

そしてそれから30年近く経った、
数年前に、何かの拍子でそのことを思い出したんです。

そして、興味本位でしたが、
あの時にApple株を買っていたら、
今いくらになっていたのかを計算してみたのです。

すると、その額は、なんと5000万円に近かったのです。

Apple株が有望な株であることを
知っていたにもかかわらず、
投資についてよくわからない、

投資資金が負担だという理由で
諦めたその時のことをものすごく後悔しました。

(後の祭りですが・・・)

ということで、ちょっと脱線しましたが、話を元に戻します。

だれに相談すればいいのかわからない

資産形成をするために、
まずは株式投資を始めようと
考えた私でしたが、

だれに相談していいのかわかりませんでした。

とりあえず何冊か本を買って
勉強してみましたが、
専門用語が多くなかなか理解できませんでした。

その頃はまだYouTubeなどもなく、
ネットで検索しても、株式投資について
詳しく解説してくれているサイトはあまりなかったように思います。

いや、あったのでしょう。

しかし、株式投資について、
基本的な知識がない私にとって、
ネットで検索することも容易ではなかったのだと思います。

ではどうしたかということですが、
誰にも相談することなく、
株式投資をスタートすることにしたんです。

株を買うためには、
証券会社に口座を開かなくてはならないことすら、その頃はあまり理解ができていませんでした。

銀行にお金を預ける際には、
銀行に口座を作らなければならないということはわかっています。

しかしながら、株を買うのに、
証券会社に口座を開かなくては
ならないことの意味がよくわかりませんでした。

しょうがないので、
そんなことわからなくてもいいや
という気持ちで、証券会社に口座を開くことにしたのです。

とりあえず口座を開く

第一関門は、
どこの証券会社に口座を開くかということでした。

当時、私が知っている
証券会社といえば、「野村証券」くらいしかありませんでした。

あと、大和証券、日興証券等は
言われてみればなんとなく聞いたことがある証券会社でした。

なので、証券会社なんて
そんなにたくさんはないだろうとたかをくくっていました。

しかし調べてみると、
なんとなんと、100社以上あるではないですか。

これだけあると、どれを選んでいいのかわからなくなります。

とりあえず、ネットで
おススメ証券会社ランキングベストテン」
みたいなものを見て、適当に資料請求をしてみました。

その時の証券会社が、
SBI証券、マネックス証券、楽天証券、
SMBC日興証券、カブドットコム証券(現auカブコム証券)でした。

どの証券会社を選べばいいのか
判断できず、これまたとりあえず5社すべてに口座を開いたのです。

いやあ、はちゃめちゃだったと自分でも思っています(笑)。

話が長くなりそうなので、この続きは、また、いつかお話しします。

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