あることをすれば将来少なくとも「準富裕層」にはなれるというお話
★若いうちは給料が安いので「貯金」が先?
若い教師の皆さんから
時々こういった質問をされることがあります。
NISAやiDeCoを始めたいんですけれども、
まだ給料が安いので、
まずは貯金から始めようと思いますが、
それで良いでしょうか。

今回はこのことの回答について
私なりの見解をお話しします。
★NISA、iDeCoの開設が先です
結論から先に申し上げますと、
私はNISA、iDeCoの
取り組みが先だと考えています。
その上で、貯金もできるよう
生活を見直すのです。
なぜNISAやiDeCoの方が
貯金よりも先なのかということですが、
投資にとって「時間」は最大の武器になります。

投資は、時間をかけることができれば、
複利効果がはたらきます。
複利効果とは、利息が利息を生む効果です。
なので、運用期間が長くなるほど
利益は大きくなります。
若いということは、その時間を味方にし、
複利効果を最大限
生かすことができるということなのです。
そんなすごい武器があるのに、
それをどこかに仕舞っておく
というのは賢くありません。
ですので、若い方々は
四の五の言わず
NISA、iDeCoを始めてください。
★貯金はしなくていいのか
では、貯金はなくていいかというと、
現実的には、やはり貯金も必要です。
私も、たとえば、
最近メガネの度数が
合わなくなってきているので、
リニューアルを考えています。
ランニングシューズも、
買い替えの時期になっています。
どちらの買い物も2万円くらいかかります。

正直いつ買い替えようかと迷っています。
この場合、わざわざNISAを
切り崩そうとは考えません。
となると、貯金を
使うしかないわけです。
パートナーができたり、
お子さんが生まれたりすると、
さらに急な支出が多くなります。
なので「貯金」も必要です。
★適正な生活レベルを構築する
そうは言っても、給料が安い分、
NISAやiDeCoへの積み立ては、
生活を圧迫するでしょう。
そのうえ、貯金もしろというのは酷な話です。
そんな声が聞こえてきそうです。
では、どうすればいいのでしょうか。
答えは簡単です。
NISAやiDeCoの積み立てを行って、
なおかつ貯金もできるような
生活レベルを構築することです。
教職員は公務員です。
だからといって、他の職種と比べて
給料がダントツに高いというわけではありません。
生活防衛費、
つまりNISA、iDeCo、貯金を
しっかり確保したうえで、
残りを生活費に充てるのです。
たとえば、
家賃を下げれば支出は減らせます。
サブスクも複数やっているのであれば、
必要最低限度の数に絞り込みます。
普通自動車を持っているならば、
それを軽自動車にする。

電車やバスが使える
通勤環境があるならば、
思い切って車を持たない生活をする。
こういった大きな固定費を下げることで、
だいぶ生活費の支出を
抑えることができます。
そして、
それが自分の適正な生活レベルだと
認識するべきなんです。
これが窮屈だと思うなら、
それは分不相応な生活をしていた
ということです。
その生活習慣から抜け出して、
分相応な生活を確立してください。
★教師は富裕層になれるのか
教師は富裕層ではないなどと、
あまり希望のもてないような
お話をしてしまいましたが、
実は教職員を含む公務員の皆さんは、
しかるべきことをコツコツと
進めていけば、将来的に富裕層になれるのです。
ですので、若いうちからの、
NISA、iDeCo、貯金を強くすすめているのです。
では、日本に富裕層は
どれくらいの割合いるのでしょうか。
「富裕層」に正式な定義はありませんが、
野村総合研究所が、独自の定義付けをしています。
野村総合研究所、日本の富裕層・超富裕層は合計約165万世帯、その純金融資産の総額は約469兆円と推計株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長:柳澤花芽、以下「NRI」)は、2023年の日本における純金www.nri.com
その定義とは、
「純金融資産保有額が1億円以上5億円未満」です。
そして、日本においては、
全世帯のうちの2.6%だとされています。
そんな2.6%に入れるわけないじゃんと思いますよね。
たしかに、公務員である方が
資産形成を進めたからといって、
かんたんに富裕層に入れるとは思っていません。
しかし、準富裕層には入れます。

これも野村総合研究所の定義ですが、
準富裕層とは純金融資産保有額が
「50,000,000円以上1億円未満」の世帯を指すのです。
これなら、
毎月6万円、年利5%の
30年間運用で達成できます。
たとえば、NISA3万、iDeCo3万を、
30歳で始めて、
30年間の積立で達成できます。
これに退職金も加えると、
60歳で約7千万円が確保できます。
これは準富裕層に当てはまります。
たしかに若いうちは
積み立てがきついかもしれません。
しかし、公務員は年齢とともに
給料が上がっていく
年功序列制をとっています。
ですので、年齢が高くなればなるほど、
楽になっていきます。
これは、資産形成を進める上で
かなり有利にはたらくのです。
★まとめ
まとめます。
もし皆さんが20代、30代なら
今すぐNISA、iDeCo、貯金を
始めましょう。
そのためには、
生活を分相応なレベルにしてください。
そうすれば、皆さんは将来、
準富裕層の仲間入りです。
頑張ってください。
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