節約の第一歩は「住居費」から

★節約の一丁目一番地は「住居費」

今回は、教職員の住む家に
ついてお話をします。

まずあらかじめお話ししておきますが、
今回のお話については、

節約というテーマの延長線上だと
考えていただければと思います。

その節約というテーマで話をする上での、
一丁目一番地といえば、
固定費の見直し」ですね。

その固定費で、多くを占めるのが、
光熱費、通信費、サブスク、
保険料、住居費といったところです。

その中でも、最も大きな割合を占めるのが、
「住居費」です。

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節約を考える際には、
まずはこの住居費をできるだけ、
最小限に抑えることを考えなければなりません。

★持ち家がほしくなる

しかしながら、住環境というものは、
幸福感に直結するものなので、
節約の観点で考えることが難しいのです。

いくら家賃が安いからといって、
心の休まらない場所では
疲れがとれません。

だからといって、
高スペックの住居に慣れてしまうと、

その環境に適応してしまい、
それ以降、レベルを落とすことが難しくなってきます。

ましてや、結婚して、
家族が増えていくと、

アパート住まいでは、
狭いうえに、物がどんどん増えていき、
窮屈になっていきます。

そうなってくると、
さらにクオリティの高い住居がほしくなります。

そんなタイミングで、
マンションや戸建ての販売チラシを
見てしまうと、

持ち家がほしいと思ってしまう気持ちは、
わからないわけではありません。

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しかし、ここが我慢のしどころです。

★持ち家は資産だが

持ち家を購入してしまうと、
その後の資産形成は、
かなり難しくなっていきます。

60歳で退職し、セカンドキャリアに挑戦する
といった場合には、

ある程度の資産を形成しておかなければいけなくなります。

その場合、持ち家を持ってしまうと、
それが足かせになって
なかなか大きく資産が増やせないのです。

持ち家自体が資産になっていくともいえますが、
それはずっと先のことで、

ローンを返済している間は、
投資行動が滞ってしまいます。

賃貸か持ち家か、といった
究極の議論があります。

これについては、
人の価値観の違いによるので、
絶対にこれだということはありません。

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しかし、繰り返しになりますが、
教職員であって、

将来、60歳以降にセカンドキャリアに
挑戦したいという考えを
もっていらっしゃる場合、

持ち家は、投資行動の
足かせになってしまうことは確かです。

★私の推奨する住居のライフプラン

では、どうすればよいのか。

あくまで、私が推奨する
住居環境におけるスタンダードなプランですが、
ご紹介します。

まず、独身の間はワンルームで過ごし、
できるだけ家賃を抑えます。

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教職員なら住居手当が支給されますので、
それの2倍を超えない範囲で選びます。

もし実家で暮らせるならば、
親と格安で賃貸契約を結べば、
住居手当が活用できると思います。

私はやったことがありませんが、
理論上は問題ないと思いますし、

そうしている方が実際にいますので、
問題がないかを
事務職員に相談してみてください。

私は法人を設立して、
不動産事業をしていましたので、
法人のアパートで住居手当をいただいて暮らしていました。

ずるい、と言われそうですが、
これも理論上、何の問題もありません。

このことについては、
また別の機会にお話しします。

★結婚し子どもが生まれた場合

さて、ご結婚されて、
独身生活が終わったとします。

それでも、お子さんができるまでは、
そのままワンルームで2人で
暮らしてみてください。

正直、かなり窮屈です。

この間、物を増やさない、
狭い中でも暮らしていける知恵と工夫を
身に付けます。

できるだけ物を持たない
シンプルな暮らしを
習慣化するのです。

「貯蓄を成功させる黄金の習慣」でもある
「ミニマリズム」です。

誤解されている方も多いですが、
「ミニマリズム」は
物を減らすことが本旨ではありません。

「ミニマリズム」の本質は、
収支の適正化にあります。

このことについても、
詳しい話は別の機会にします。

さて、その後、
お子様が生まれとしましたら、

その機会に、
1DKまたは1LDKに引っ越します。

2人目が生まれたら、
2LDKに引っ越します。

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こうして、住居費を浮かし、
その分を貯蓄、または投資に回していきます。

★50代で終の棲家を

私としては、50代になるまでは、
このように、ご自身の家族環境に合わせて、
住処を変えていける賃貸暮らしをおすすめしています。

そして、子どもたちが独立したあたりで、
持ち家について考えるのです。

そのころには、
老後の心配をする必要のない資産も
十分に積みあがっているはずです。

セカンドキャリアにも挑戦できます。

その頃に購入する家はまさしく
「終の棲家」となるわけです。

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賃貸生活で、
何度もの引っ越しをしたことで
物は減っているはずです。

お一人、またはご夫婦で心地よく住める、
清掃や維持費に、時間やお金のかからない、

そしてあなたにとって、
心地の良い、幸福感を感じる
家を探してください。

これが私の推奨する
教職員の住居スタンダードプランです。

あくまでスタンダードですので、
このプランをいろいろと
カスタマイズしてみるといいと思います。

何はともあれ、繰り返しますが、
節約の一丁目一番地は「住居費」です。

このことを頭において、
資産形成を進めていって下さい。

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