ウォーキングからジョギングへのきっかけ
ビールがおいしすぎる!
以前もお話ししてきたところですが、
私は指導主事として、行政職に移ってから激太りしました。
10年前と比べて10キロ近い増加です。
案の定、人間ドックの結果はひどく、
健康指導を受けることになりました。
そこで、産業医にめちゃくちゃ指導され、
「早死にしますよ」と言われたことをきっかけに、ダイエットを始めたのです。
その最初の1歩として、まずはウォーキングから始めました。
翌日から、毎朝早く起きて、
30分ほどのウォーキングを始めました。
とりあえず、毎日1万歩を目指しました。
しかし、30分ほどのウォーキングでは
3000歩ほどにしかなりません。
それで、出勤で乗るバス停を、
歩数の足りない分を補うために
15分ほど歩いて、1つ先のバス停から乗るようにしました。
また、お昼休みは昼食後30分ほど
施設の周りをひたすら歩き、
帰りも1つ手前のバス停で降りて、自宅まで歩くようにしたのです。
これで何とか、1日1万歩を確保できるようになりました。
ただ、これだけ歩くと
帰宅後のビールがおいしくてたまりません。
ご飯もおいしくて、バク食いです。
当然のことですが、
これだけ毎晩飲んで、食べていれば、
体重が減るわけがありません。
あとで知ったのですが、
人間の体というのは、
現在の体重を適正だと考え、それを維持しようとする力がはたらくのだそうですね。
さらに、いざという時のために、
栄養分を貯蓄しようとするというのです。
私の体は、人間の生存本能を
みごとに体現していたというわけです。
ギアを上げる
痩せるのは簡単ではない。
これでは、退職後の
セカンドキャリアどころか、寝たきりの老後になりかねません。
健康な体のまま退職し、
次のステージでは、新たなことがしたい。
そのためには、今が勝負どころだ。
私は、あと一つギアを上げる決意をしました。
それでネットで調べると、
糖質制限が効果的だと書いてあったので、
ご飯もビールもやめました。
間食のおやつも魔物だと知ったので、
職場でのおやつもやめました。
すると、ようやく効果が現れはじめたのです。
1か月で500グラム程のゆっくりとした
減り方でしたが、1年ほどで5キロ減に成功しました。
しかし、10キロ増えた体重が
元に戻るためには、あと5キロ落とさなくてはいけません。
がんばったのですが、その後、体重の減りは鈍化しました。
人間の体重維持作用に加え、
年齢とともに代謝効率が落ちていることで、
なかなか体重は落ちないものなのです。
給食おいしすぎ!
その頃は、校長として小学校に
勤務していたため、お昼は給食をいただいていました。
改めて思いましたが、給食はおいしいです。
あのおいしさを、
2〜 300円のコストでいただけることは幸せです。
それまで、行政職の間はお昼は
買い弁当だったのですが、
あれって毎日食べていると、飽きがくるんですよね。
しかし、不思議なことに、給食は飽きないんですよ。
なぜなのでしょうか。
知っている人がいたら教えてください。
それはいいとして、毎日のおいしい
給食が体重減少を妨げていたことも確かでした。
給食となると、どうしても残すことは
できませんので、
ご飯も含めて出していただいたすべてを平らげていました。
しかも、おいしいので歯止めが効きません。
おかわりすらしてしまいます。
体重の減少が鈍化してきている中、
給食もおいしい。
これではいずれリバウンドします。
走る校長たち
どうしたものかと思案していた
ある時期に、転機が訪れました。
夏休み中に、全国公立学校長研究大会
なるものがあり、参加することになったのです。
そこに同行した知り合いの校長2人が、
運命の人たちでした。
研究大会は2泊3日でしたので、ホテルに宿泊します。
そして、そこでも毎朝の習慣として、ウォーキングをしていました。
すると、大会に同行していた知り合いの校長が、
ジョギングをしているのに遭遇したのです。
しかも、2人とも。
それで、ウォーキングを終えたあと、
ホテルでの朝食の際に聞いてみたのです。
ウォーキングじゃなくてジョギングなんですね。
きつくないですか。
そんな私の問いに、お二人とも同じ回答でした。
「ウォーキングはかったるい」
かったるい・・・。
どういう意味なのかをお聞きすると、以下の答えが返ってきました。
◆5キロを歩くのにウォーキングなら1時間かかってしまう。
◆でもジョギングなら30分位しかかからない。
◆ジョギングの方が、ウォーキングよりもはるかにコスパがいい。
コスパという言葉に弱い私の頭に、閃光が走りました。
管理職という忙しい中での体力づくり、健康管理。
コスパが良いに越したことはありません。
単純な私は、そんな理由から
ウォーキングをジョギングに切り替えたのです。
考えてみると、今までマラソン、
ジョギングといった、走ることに対する先入観がありました。
走りすぎると体に良くない。
とくに、心臓に良くない。
マラソン中に、心臓発作で亡くなった方もいる。
転倒すると怪我をする。
あたりまえですが、どんなことも、
限度を超えると害もあります。
しかし、それは「限界を超えた人」の話であり、
毎日1万歩を目指すといった、平均的な人にはあてはまりません。
念のため調べてみましたが、
無理をしすぎるとこういった
リスクもあるのですが、適切に行えばメリットは計り知れないほどあるのです。
そこから私のジョギングライフが始まったのです。
この続きはまた別の日のブログでお伝えします。
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