ブログやnoteとの連動でKindle本を出版してみる
★Kindle本の出版
私はこれまで、教師の皆さんに、
セカンドキャリアに向けての準備として、
情報発信を習慣化しておくことが
大切だというお話をしています。
そして、その具体的な方法として、
ご自分のブログを作ることや、
noteの活用をおすすめしました。
今回は、さらにもう一段階上の情報発信についてお話しします。
それは「Kindle本の出版」です。
つまり、本を出すのです。
そんなことを言うと、
「私なんかが本を出すなんてとんでもありません」
なんて反応がほとんどだと思います。
もちろん、商業出版本を出すのはかなりハードルが高いです。
しかし、Kindle本ならだれでも出版できます。
★本の民主化
私は、電子書籍のサブスクリプション、
Kindle Unlimitedを使っています。
そこでは、商業本だけでなく、
無名の著者がご自分で作成したKindle本が、
販売されています。
私は、著名な方が書かれた本も読みますが、
実は読んでいるKindle本の半分は、
無名の方が書かれた本です。
しかも、その割合は年々増えています。
これは、不思議な傾向でもなんでもありません。
本も民主化されてきたということです。
考えてみてください。
みなさんは、
YouTubeやInstagram、X、TikTokなどを通して、
一般の方々の作成された動画や文章を見たり、
読んだりしていますよね。
名もない一般人でも、
情報発信や自己表現をするように
なってきているのです。
また、近年では、
「Udemy」「coconala」などで、
一般の方が講師となって、
学習動画を発信する
スキルマーケットも展開されてきています。
Kindle本もそれと同じです。
名もない一般の方々が、
Kindle本の出版を通して、
情報発信や自己表現をしているのです。
★あなたの経験、スキルを救われる人がいる
つまり、「ふつうの人」が
主役になれる時代が来たのです。
どれだけ「ふつう」かと言いますと、
たとえば、あなたが「聞き上手」だとします。
もうその時点で、それは、すばらしいスキルです。
そのスキルを、言語化し、マニュアル化するのです。
そのスキルは、お客様の「愚痴」や「悩み」を
聞いてあげることのできるスキルとして価値をもちます。
そのスキルに救われる人がいて、
それに対価を支払ってくれる人がいるのです。
または、あなたが教員で、
「学級崩壊」を経験したことがあったとしましょう。
その経験を聞きたい人が確実にいます。
今、学級崩壊に直面している教師にとっては、
「自分だけじゃない」
「乗り越えられるかもしれない」と
思ってくれるかもしれません。
お子さんが、「学級崩壊」している
学級にいて困っているという
保護者さんにとっては、
あなたの話を聞いて、
学校との対応方法についてヒントが得られるかもしれません。
このように、「ふつうの人」が
もっている知識やスキル、
経験が求められる時代になってきているのです。
あなたの経験には価値があり、
それを知りたい人もいるのです。
★ブログ記事をKindle本に
では、どうやってKindle本を書けばいいのか。
そもそも、こんなに忙しい教師に
本の出版をすすめること自体に
無理があるのではと言われてしまいそうです。
Kindle本の出版に向けての準備も、
基本的にはブログ、noteを活用します。
まずは、ブログ、noteの記事作成を習慣化します。
そして、ある時期になったら、
テーマを少し絞って記事を作成します。
そのテーマ記事が、
ある程度の分量になったら、
それをまとめてKindle本に仕上げて出版するのです。
たとえば、私は「ドラッカー式学校経営」という
Kindle本を出版しました。
これは、私がこれまでブログ記事で書いていた
「学校マネジメント」に関する記事を、
一冊にまとめた本です。
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私は、校長職に就いた1年目、
学校経営の基本が分からずかなり苦労しました。
それで、これから校長先生の
仕事をされる方のためにと、
管理職としてやるべきスタンダードについて
およそ1年間、ブログにちまちま書いてきたのです。
思いついたままを徒然なるがままに(笑)。
それが一冊の本としてまとめると、
なんとなくまとまった
専門書らしくなるから不思議です。
ですので、とにかくブログやnoteに書き続けることです。
そうすると、いつか
「これって本にできるのでは」という時期が
来ますのでがんばってください。
★コスト0円
最後に、Kindle本を出版する方法についてです。
私は、Amazonが提供している
個人出版のサービス
「Kindle Direct Publishing(KDP)」を利用しています。
出版コストは実質0円です。
また、Kindle本の場合、基本的に電子書籍なので、
書店に並べるという概念自体がありません。
なので、返本もされませんし、
永遠に絶版になりません。
さらに、Kindleの場合、
200円台からの販売が可能です。
商業本の場合、この価格で販売は不可能です。
加えて、紙の本で購入したいという方のために
「ペーパーバック」という、
印刷して提供するサービスもあります。
これは当社の本です。
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200ページ、7万文字強の大著(笑)にもかかわらず、
価格は490円です。
印税は最大70%です。
ただ、個人出版の売り上げ自体が少ないので、
印税は微々たるものです。
印税で儲けることが目的でなく、
あくまで現役の時代から情報発信に
着手しておくことが目的なのでそれでいいと思います。
一冊出版すると、
明らかに見える世界が変わってきます。
Kindle本出版、ぜひチャレンジしてみてください。
ヘルプがほしいという方は、
私が出版したこの本も参考にしてください。
還暦60歳kindleが叶えてくれた本の出版: 電子書籍出版ガイドwww.amazon.co.jp
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宣伝の多い記事になってしまって恐縮です。
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