節約・倹約は経営者思考のトレーニング

株式会社グラシアは、先生方のセカンドキャリアに向けて、                                                                                                   現役中の「資産形成」を奨励しています。                                                                                 詳しくは拙著「教師よ資産をつくれ!」に詳しく述べていますので、                                                        ぜひご一読ください。(2024年8月kindleで出版予定)                                                                                                                資産形成をしていく上で大切なのが「節約・倹約」です。                                                                                   節約・倹約というと「我慢」のイメージがあると思いますが、                                                                                                                 そうではありません。                                                                                                                             節約・倹約を通して「経営者思考」を手に入れてほしいのです。                                                                                       

会社や自営業者にとって「支出」は経営の根幹です。                                                                                                      どれだけ投資して、どれだけのリターンを得るのか。                                     つねに考えなくてはなりません。                                                                  少ない投資で大きなリターンを得ることが、                                                                               経営者に求められるマインドです。                                                     これは経営者になってみなければわからない思考かもしれませんが、                                                                                                     その思考を鍛える手段が「節約・倹約」なのです。                                                                            

たとえば、コーヒーメーカーを購入しようと考えていたとします。                                                                                                                       みんさんなら、2万円のコーヒーメーカーを買うか買わないかの判断を、                                                             どのように考えますか。                                                                                                   もし、家族で合計1日4~5杯飲むとして、                                                                                                    100円(コンビニのコーヒーに換算)×5杯で、1日500円の支出です。                                                                                                                                                                                          コーヒーメーカーを購入すると本体2万円(仮)。                                                                                                                          コーヒー豆1000gを購入するとして、1日50gで20日。                                                           コーヒー豆1000gを1500円とすると、1日75円になります。                                                                                                  コンビニのコーヒーより25円安です。                                                                                                                    コーヒーメーカー2万円を25円で割ると800日。                                                                                                                                           800日はざっくり2年ですので、                                                                                     コンビニやカフェでコーヒーを飲まないとすれば、                                                                                                                     2年以上使えば元が取れると考えます。
さあ、あなたならコーヒーメーカーを買いますか。                                                                                                                                           

私はケチなので、この場合コーヒーメーカーを買わずに、                                                                                                                                  自分でドリップするか、コンビニで買うことを選択します。                                                               たぶん、家だけでコーヒーを飲むということはありません。                                              働いていれば、職場や外出先で飲むこともあるでしょう。                                                                                    それを考えると、2年では元はとれません。                                                                                              たぶん、4~5年かかるでしょう。
                                                                                                                                                        どちらがいいということではありません。                                            こうした経営者目線で支出を考えるトレーニングを積むことが大事なのです。                                                                                                                                                                    「節約・倹約」は、そのトレーニングの最適な習慣だと思います。                                                                  さあ、みなさんも「節約・倹約」で経営者マインドを獲得しましょう。

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